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YUKA(今枝友加)('14)「VAMOS!!(バモス!!)」

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日本人がフラメンコで到達し得た最高の地点(スペイン・レベル)!

 約10年前、日本フラメンコ協会新人公演で、年を変えてカンテ部門とバイレ・ソロ部門の奨励賞をダブル受賞した特別の才能の持ち主、今枝友加。ここ何年かはスペインのヘレスに居を移し、家族と共にアンダルシアの生活を満喫していた。しかし否応なくというか、必然的にというか、ヘレスで歌う機会が生まれ、その噂は周辺に伝わり、セビージャでは「俺たちより上手く歌う日本人がいる」という話にまでなっていた。そして今回帰国するに当たり、途轍もなく素晴らしい土産物を引っさげて戻ってくることとなった。それは言うまでもなく、全曲ヘレスでの収録で、ほとんどの参加メンバーが一流アーティスト(簡単には伴奏してもらえないヘレスのツワモノたち)で、極めて贅沢な環境の中で制作されたカンテ・アルバムなのだ。
 プロデュースと音楽監督が、作曲家でもあるホセ・ガルベス。この彼と今枝との熱い信頼関係が、邦人アルバムとしてかつてないクオリティの高い作品を創らせた。その質の高さの根拠は、スペイン人(ヒターノ)であるホセ・ガルベスの徹底した“ダメ出し”にあった。この制作期間中、今枝はプレッシャーの余り三日三晩寝込み、果ては入院までしたという。本作が極めてバタ臭くスペインっぽいのは、バックのミュージシャンもさることながら、スペイン人の視点からのダメ出し、つまりブラッシュアップによるところが大きいと思う。全12曲中、ポップスが3曲、フラメンコ曲種が9曲だが、むしろホンドなシギリージャ、マルティネーテ、ソレア系統が聴き応えがあり、素晴らしい。特別ゲストのディエゴ・デル・モラオにはフィン・デ・フィエスタとは別のブレリアを伴奏させ、歌っている。アレグリアでは、鞄一つで憧れのカディスを訪れるハポネサの心情を歌っている。マルティネーテは唯一のライブ録音。フィン・デ・フィエスタでは、パルマのみのリズムでこれぞヘレスと言うブレリアを歌いのけている。当分日本人の誰も追いつけないレベルだ。ギター伴奏、ディエゴ・デル・モラオ、ペペ・デル・モラオ、アルフレド・ラゴス、ホセ・ガルベス。パルマは鉄壁のチチャリートとボー。全12曲、歌詞・日本語対訳付き。
 
★クオリティの高さの根拠は、スペイン人(ヒターノ)による徹底した“ダメ出し”。

Vamos/De tokio a la Bahia(Alegrias)/Se lo he pedio(Sigiriya)/No le temo al castigo(Solea al golpe)/De noche y dia/El cuadal que tengo(Martinete)/En mi balcon(Malaguena)/De Badajoz(Tangos canasteros)/Tartaneros(Taranto Bolero)/Como una espinita(Buleria)/Vete a saber/Ahora si(Fin de fiesta)

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