グラナダのヒターノ・ファミリー出身ギタリスト。確かなテクニックに裏打ちされたバランスの取れた表現力!
グラナダのヒターノ・ファミリー出身のギタリスト、ペペ・フェルナンデスは90年バレンス(仏)生まれの31歳。8歳から父の手ほどきでフラメンコギターを始めた。驚いたことにその後は独学でフラメンコギターをモノにした。その実力は自然と知れ渡り、ドゥケンデ、ポティート、グアディアーナ、マカリネス、フアン・ホセ・アマドールらとの共演を実現した。15年にはトゥールーズのギターコンクールで優勝した。本作はその彼の遅めのデビュー作で、パーカッショニストのピラーニャがプロデュース。確かなテクニックに裏打ちされたバランスの取れた表現力が光る。ブレリアでは今話題のラ・ファビに歌わせ、タンゴスではホセミ・カルモナを招き、ファンダンゴ・デ・ウエルバではリカルド・モレーノを配し、ホットな今のフラメンコを演出している。全8曲。
Al maestro Paco(bulerias)/Barrio la pena(taranta)/A mi nino Joaquin(alegrias)/Cautivao(tangos)/Herencia de mi padre(solea)/Veronica(bulerias)/ Inesperado(rondena)/Sueno con mi gitana(fandangos de huelva)