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カプージョ・デ・ヘレス「フロール・イ・カネラ(中古)」

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最後は怒れる猛獣と化したカプージョ!破綻寸前の狂熱カンテは一聴の価値アリ。                                                     
                    中谷伸一(「PURO DRUNKER」執筆者)  

 ゴヤの「わが子を喰らうサトゥルノス」を彷彿させる異形、カプージョ・デ・ヘレスが2007年に発表したソロ第三作。ヘレス生粋のコンパス感を操る天才肌で、本作も全9曲中7曲がブレリア、ルンバ、タンゴというノリ重視のヌメロがズラリ。特に「SON DE LUNARES(水玉生まれ)」「PERDON(許し)」「LA CULPA(罪)」「PAN Y QUESO(パンとチーズ)」は、歌い出すなりライヴ会場がダンスホールと化すほどの人気曲。「ワルいのは俺じゃない、おめえのせいだ」と単純なレトラを延々繰り返したり、「誕生日にプレゼントした娘の服がチョー最高!」と叫んだり、「水をやらなきゃ花は薫らない」とロマンチストになったり、「母が血の涙で泣く」とシリアスになったり。歌詞は全曲カプージョの自作だ。ギターがマヌエル・カラスコ“ヘリート”、ディエゴ・アマジャ、ニーニョ・ヘロ、パルマにルイス・デ・ラ・トタら、ゲストにホアキン・グリロ(パルマ&サパテアード)と、バックは同郷ヘレスの名手揃い。最後のブレリア「ENTRE AMIGOS」では、一転、怒れる猛獣と化したカプージョが大爆発。破綻寸前の狂熱カンテは一聴の価値アリ。全9曲、歌詞付き。【モンストゥルオ度★★★★★】


カプージョの新譜は全曲自身の作詞という力作! 

 ヘレスの怪物、カプージョ・デ・ヘレスの第4作は全曲を彼自身が作詞した力作。リフレイン(繰り返し)を多用した歌詞が面白く、実験的でもあり、参考になりそう。アレンジの仕上がりはモダンだが、ヘレスのテイストたっぷりなのはカプージョならでは。最後のパルマだけのブレリアは圧巻!カプージョ丸出し。伴奏はヘリート、ディエゴ・アマジャ、ニーニョ・ヘロ。ブレリアではホアキン・グリロが踊っている。ルンバ、ブレリア、タンゴ、ファンダンゴ、ソレア・ポル・ブレリアなど全9曲、歌詞付き。::

★最後のブレリア・デ・ヘレスは圧巻!カプージョ丸出し。::

Son de lunares (Rumba)/ Perdon (Bulerias)/ Flor de canela (Tangos)/ A mis ninas (Fandangos)/ La cuLPa (Tangos)/ Por tu puerta (Solea por Bulerias)/ Las flores (Bulerias)/ Pan y queso (Rumba)/ Entre amigos (Bulerias de Jerez)

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