パコ・セペーロ79歳、50年を超える活躍!自由な創作ギター曲集で、テクニックの衰えなし。最後にペルラ!
へレスのギタリスト、パコ・セペーロ79歳。スペインのフラメンコ界でここまで現役で長きに渡り活躍し続けていいるギタリストはたいへん珍しい。カマロンをパコ・デ・ルシアに紹介したのはセペーロであり、20世紀中頃からペルラ・デ・カディスやフエルナンダ・イ・ベルナルダの伴奏をしてきた。さらにパンセキート、トゥロネーロ、ラ・マレルにはフラメンコ歌謡を歌わせヒットさせた。 歴史に残るドイツの「フェスティバル・フラメンコ・ヒターノ」にも参加した。かのサンティアゴ・ドンダイの伴奏もしたし、最近では若手のド迫力の歌い手、サムエル・セラーノの伴奏が光る。本作はセペーロの自由な創作曲集だが、79歳とは思えない健在ぶりでトレモロ、ピカードなどテクニックの衰えはない。2曲目はリズムがブレリアでセペーロ節全開である。円熟から来る音の美しさもいい。活躍は優に50年を超えている。最後に若い時のペルラ・デ・カディスの伴奏を入れている。全13曲。
Hechizo Andaluz/A mi aire/Para que voy a soñar/A mis dos Rocíos/Sinfonia Andaluza/Paisaje Andino/Esta cobardía/Añoranza/Mon-Amour/Mi Habana soñada/Volveré/Recuerdos de ti/Mi homenaje a la Perla