メチャウマの大型新人ギタリスト登場！センティミエントたっぷり。一流の仲間入り間違いなし。
今注目の新フラメンコ・レーベル「フラメンコ・デ・ラ・イスラ」（カディス・サンフェルナンド）から発売のギターアルバム。フラメンコ・ギタリスト、ヘスス・ゲレーロは85年カディス（サンフェルナンド）生まれの31歳。若い頃より頭角を現し、14年には伴奏部門で「フラメンコ・オイ」賞を獲得。08年からはミゲル・ポベーダの専属伴奏者であり、ニーニャ・パストーリ、エスペランサ・フェルナンデス、アルヘンティーナらのバックも務める。カルロス・サウラの「フラメンコ・フラメンコ」では、カルペータの伴奏をしている。本作はその彼のデビュー作になるが、メチャウマのテクニックと、それに勝るとも劣らないフラメンコのセンティミエントのバランスが良く、メロディラインも自然だ。そしてまたトレモロが絶品で、微妙に変わる音色変化の多様性が素晴らしい。共演アーティストに、パーカッションがパキート・ゴンサレス、チャボリ、パルマにカルロス・グリロ、ディエゴ・モントージャ、カラ・ウルタ、エスフェラ、チャボリ、歌にニーニャ・パストーリ、アルバ・カルモナ、ベースにマカ。全９曲。
La Carraca (Alegrías)/Rafaela (Rondeña)/Hurry/El principio de todas las cosas/Anne Frank/Calma (Granaína)/Calle del Carmen (Bulería)/Cafe Noir (Rumba)/Alba