ローレ・イ・マヌエルの名曲の数々を娘アルバ・モリーナが、ピアノ1本で切々と歌うソロライブ!ハスキーさが増し凄みも。
75年に大ブレイクしたフラメンコ・デュオ「ローレ・イ・マヌエル」の愛娘アルバ・モリーナ。両親の跡継ぎとしてフラメンコ界にデビューし、スター歌手となったが、初期のオリジナル作品から、近年は両親の名曲の数々を繰り返しリリースする形へとスタンスを変えてきた。確かにユーチューブなどでは、祖母のラ・ネグラ、母のローレ、そしてアルバの3人が歌う場面があるが、「これぞセビージャのモントージャ家」という圧倒的な存在感には言葉がない。アルバもそれを強く感じ血筋を守ろうとしているように見える。しかし、こと歌い方に関しては、ローレの済んだ声とは違って、近頃ますますハスキーさと荒々しさが顕著で、怖いようだ。伴奏のピアノはラテンアメリカの音楽シーンでも活躍するペペ・リベーロ。全11曲、歌詞付き。
Dime/Balcon/Al mutamid/Todo es de color/Contradicciones/Nuevo dia/Tu mira/Cuento para mi nino/Que nadie vaya a llorar/Loca me llaman/Volver al rugar querido