アルバ・モリーナの伴奏者ホセリート!カンテを大事にする姿勢から香るトリアーナの匂い。
セビージャのトリアーナ出身のギタリスト、ホセリート・アセードは1979年生まれの43歳。幼い頃父からギターの手ほどきを受け、めきめき上達し、同郷のラフェレル・リケーニにも習ったようだ。その後極めて正当にカンテやバイレのバックの経験を積み、一人前になった。本作のゲストとして登場するアーティストたち(グアディアーナ、フアン・ホセ・アマドール、アルバ・モリーナ、スーシ、レメディオス・アマジャら)はトップアーティストであり、彼がいかにこういう人々から応援を受けているかが分る。本作は7年ぶりの第2作だが、彼の活動にはアルバ・モリーナの伴奏でローレ・イ・マヌエルのカバーという重要な役目も担っている。常にカンテがあるという意識で弾くギターが好もしい。全10曲、歌詞付き。
TRIANA D.F./Mayólica/Triana New York/La Noche de los Cristales Rotos/Sevilla/En el Recuerdo/Amanecer/El Morapio/Tío Manuel Molina/En el Jardín de las Flores Amargas