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ホセレーロ&ディエゴ・デ・モロン「エン・ディレクト・セレステ1975」

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[名盤・再発見!]

ホセレーロ&ディエゴ・デ・モロンの貴重ライブ盤再リリース。これぞモロンの歌とギター!                                                                   中谷伸一(「PURO DRUNKER」執筆者) 

 ホセレーロ(1910〜1985)は、昔のモロンを象徴する唄い手の一人で、同地の名ギタリスト、ディエゴ・デル・ガストール(1908〜1973)とも義兄弟関係。本作は1975年、バルセロナの伝説的なハコ「セレステ」のライヴ録音で、伯父ガストール直伝のアイレを継ぐ、息子のディエゴ・トーレス・アマジャこと“ディエギート”が伴奏。ジャズやロックに親しむ若者らが観客というアウェーな会場で、冒頭のアレグリアス・デ・カディスの前奏から、早速ディエギートが独走態勢。二度のサリーダを中断しても、ギターを自由に走らせるホセレーロ。まるで“ギター伴唱”的な展開も親子らしい。「ワシは濁らない小川だ/たとえ嵐が来たって/澄みきったままでいられる/岩清水のようにな」の歌詞(ソレア)は、当時60半ばのホセレーロ翁そのもの。老練な歌いぶりだが、全開の声圧に凄みがのぞく。20代のディエギートの才気走ったソロはタランタで存分に炸裂。渋いジャケ写はカルメン・アマジャの撮影で有名なコリータ作。全5曲。【インティモ度★★★★★】

 

 モロンの純粋な歌い手ホセレーロ翁と、彼の息子ディエゴ・デ・モロンのコンビによる、1975年のライブ録音。かつて一度CD化され、その後長い間廃盤状態になっていたCDの再リリース盤である。曲はアレグリアス・デ・カディス、ソレア、タンゴ、タランタス (ギター・ソロ)、ソレアの全5曲。ホセレーロの純粋なカンテと、ディエゴ・デル・ガストールからモロン・ギターの真髄を受け継いだディエゴの伴奏。モロンの味わいが堪能できる貴重な1枚だ。音質も良く、ライブの臨場感も満点で言うことなし。

名歌手ホセレーロの純粋なカンテと、モロン・ギターの真髄を受け継ぐディエゴの伴奏。

Lastima le da de mi (Alegrias de Cadiz) / En aquella primera chocilla (Solea) / Esto que yo estoy pasando (Tango) / Tarantas / Me decia esta serrana (Soleares)

この商品についてのレビュー

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レビュー件数:1

評価

2013/02/25

久保田 謙さん

素晴らしい!収録曲が少ないのが憎らしいくらい。でも、このくらいの曲数の方が有り難みがあってよいのかも。シギリージャも聴きたいと思うのは贅沢なのでしょう。
タランタはディエギートのソロですが、壮絶です!凄すぎます!

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