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人気と実力の若手カンタオール、アルカンヘルの５年ぶりの新譜は自身の作曲プロデュース。　

　高音域の歌唱が人気で、故郷であるウエルバのファンダンゴを歌わせたら独自の世界観を描き切る実力を持つアルカンヘル。前作、前々作が早々廃盤になり、ファンにとっては５年ぶりの新譜は待ち遠しかったはず。本作は主に同郷ウエルバの詩人で作家のフアン・コボス・ウイルキンスの作詞、そして作曲とプロデュースの多くをアルカンヘル自身が担当。クリエイティブな作風に仕上げている。ドン・キホーテを讃えたアルバムタイトル曲「キホーテ・デ・ロス・スエニョス」は同郷の先輩パコ・トロンホに捧げられている。ギターはミゲル・アンヘル・コルテス、ダニエル・メンデス、ピアノにドランテス。曲はタンゴス、ファンダンゴス・デ・ウエルバ、アレグリアス、ソレア、ファンダンゴス、ブレリアほか、全９曲、歌詞付き。

Pa que tanto discutir(Tangos)/Quijote de los suenos(Fandangos de Huelva)/Alas y olas(Alegrias)/Vivo por recordarte(Solea)/Tu voz es mi voz(con Antonio Orozco)/Cuando se dice te quiero(Fandangos)/Amor mio(Buleria)/Los dulces peligros de la musica(Fandangos de Huelva)/No consigo

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