名盤・再発見 > マノロ・カラコール「「ウナ・イストリア・デル・カンテ・フラメンコ」(2枚組)

マノロ・カラコール「「ウナ・イストリア・デル・カンテ・フラメンコ」(2枚組)

マノロ・カラコール「「ウナ・イストリア・デル・カンテ・フラメンコ」(2枚組)

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[名盤・再発見]

伝統的なカンテ・ヒターノを熱くストレートに。“帝王”の激しくも深い情念を存分に!

                        中谷伸一(「PURO DRUNKER」執筆者)  
 史上最高のフラメンコ歌手の一人、マノロ・カラコール(1909〜1973)の作品は数多いが、本作2枚組(1958年HISPABOX原盤)では、伝統的なカンテ・ヒターノを熱くストレートに唄っており、“帝王”の激しくも深い情念のフラメンコを存分に堪能できる。冒頭からマルティネーテ2連続で高いテンションを披露後は、エル・マルーコ、マヌエル・トーレのレトラを含めたシギリージャ4連続という、現代シーンではまず考えられない収録曲順だ。カラコールを軟派な甘口オペラ歌い、と過小評価している若いリスナー(筆者も以前はそうだった)は、一聴の価値があるアルバムだろう。伴奏はトーケ・ヒターノの名手、メルチョール・デ・マルチェーナ。制作時のディレクションは多彩なフラメンコシリーズを手掛け、手腕に定評あるエストレマドゥーラ・カセレス出身の音楽評論家、マヌエル・ガルシア・マトス(1912〜1974)。全24曲。【帝王真価度★★★★★】


全ての曲が最高の出来。アフィシオナードが是非持っておくべき記念碑的傑作!


    Manolo Caracol: Una Historia del Cante Flamenco

                           飯野昭夫(フラメンコ研究家)
 20世紀中頃から後半にかけてのフラメンコを語る際に避けて通れないのが,このマノーロ・カラコルである。タイトルの『カンテ・フラメンコの一歴史』は正に言い得て妙である。情念のカンタオールとでも形容すれば良いのか,彼のカンテには他の誰よりもヒターノ的な仄暗い魅力が宿っており,多くの人に影響を与えもした。ジプシー気質に富んだカラコルであるから,気分の乗らないときの駄作もある。しかし,この選集においては全ての曲が最高の出来と言って良い。その理由としては,彼の良さを引き出すために工夫を凝らし,余裕を持って録音を行ったこと,そして,伴奏にメルチョールを起用したことが挙げられよう。
 LPの原盤を知る者として惜しむらくは,そのメルチョールの貴重なギター・ソロ2曲が割愛されているという点である。また,本来付属していた監修者García Matos氏による優れた解説も付いておらず,この歴史的名盤を復刻した会社の制作態度は褒められたものではない。それはさておき,CDの内容そのものは最高の出来であり,フラメンコのアフィシオナードとしては是非持っておくべき記念碑的傑作である。全24曲。

CD 1=En el calabozo(Martinetes)/Mis ducas no eran na(Martinetes)/El reniego(Siguiriyas)/Mujer malina(Siguiriyas del Maruro)/De Santiago a Santa Ana(Siguiriyas de Manuel Torre)/Cuando yo me muera(Siguiriyas)/Me pueden mandar(La cana)/Si yo pudiera(Soleares de Joaquin el de la Paula)
CD 2=Se la llevo Dios(Malaguena de Enrique El Mellizo)/Viva Madrid(Malaguenas de Chacon)/Veneno me dejaste(Fandangos Caracoleros)/Antes de llegar a tu puerta(Fandangos de Huelva)/Cuando te vayas conmigo(Alegrias)/Como el Santo Rey David(Bulerias Festeras)/Toitas las mares(Saeta)/...........

 

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レビュー件数:1

評価

2013/07/31

久保田 謙さん

最高です。
こんなに内容の濃いアルバムには滅多に出会えません。

1件〜1件 (全 1件)