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マノロ・サンルーカル('87)「メデア(舞台音楽)」

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パコ・デ・ルシアに負けない高みに登ったマノロ・サンルーカル!国立バレエ団名作「メデア」の舞台音楽。

 フラメンコ史上に名を残す名ギタリスト、マノロ・サンルーカルの足跡を辿ってみると、68年のデビュー作から88年の「タウロマヒア」までの20年間に作品が集中していることが分かる。それも年に1枚というハイペースだ。70年代はフラメンコ本流で、80年代はフラメンコの周辺及び創作ものである。そして、ご存知の通り88年の「タウロマヒア」は彼の一生をかけた大傑作であり、マノロ・サンルーカルがパコ・デ・ルシアと同等の進化を遂げてきた証しでもある。その証しとして更に示せるのは、カルロス・サウラの「セビジャーナス」におけるパコとマノロのドュオであり、前人未到の和声世界に辿りついた2人が織り成す究極のセビジャーナスである。本作は「タウロマヒア」の前年の作で、国立バレエ団の舞台公演『メデア』のための舞台音楽として作曲したもので、ギター協奏曲の傑作である。オーケストラはマラガ交響楽団、全15曲。

★巨匠マノロ・サンルーカルが、舞台音楽の分野に新たな可能性を開いた傑作!::

Obertura/ Fiesta/Amargura/ Reencuentro y desencuentro/ Seduccion/ Rina/ Saqueo/ Conjuro/ Fiesta II/ La ofrenda/ Alborea/ La venganza/ Tiempo del dolor/ …Y amen

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