ラファエル・リケーニに「時代を超越した未来志向のギター」と評された新人ギタリスト！
1985年ビルバオ生まれのフラメンコギタリスト、ジャゴ・サントスは36歳。母の影響で5歳からピアノ習い、和声など音楽全般を学んだ。ギターは独学で始めたが、その後クリスティーナ・ヘーレンやバルセロナの音楽学校でフラメンコギターを修得した。ペドロ・シエラやニーニョ・デ・プーラに習ったが、一番のターニングポイントは、10年ラファエル・リケーニに認められて、リケーニのセビージャのコンサートで共演したことだった。その後の活躍は目覚ましく、海外公演ツアーやソリストとしての活動など忙しい。驚くことに香港でアランフェス協奏曲も弾いている。さらに活躍の場は広がり、ギター教則本や本作の完全楽譜など出版している。15年にはバークリー音楽院から奨学金を受けて学んでいる。本作は彼のデビュー作だが、実に15曲というフラメンコの曲種を演奏している。派手な表現は少ないが、いぶし銀の味わいで、ラファエル・リケーニは「時代を超越した未来志向のギター」と評している。全15曲。
A Fali (Solea por buleria)/Calle de la memoria (Taranta)/La calzada de la reina (Guajira)/Carcel de oro (Soleá)/Por Almonaster (Interlude)/Por Almonaster (Fandangos)/Generaciones (Buleria)/Tangos del Zahorí (Tangos)/Loca (Seguiriya)/Alma de niño (Rumba)/Por Lavapies (Tientos)/Origen (Buleria)/A mi padre (Rondeña)/Presente (Buleria)/Tren del olvido (Fantasia)