「ジャズ・フラメンコ」の先駆者だったサックス奏者の巨匠ペドロ・イトゥラルデ追悼盤！
約半世紀前の「ジャズ・フラメンコ」（原盤はvol.1／'67、vol.2／'68に発表）を皮切りに、両者のフュージョン先駆者だったサックス奏者・作曲家の巨匠ペドロ・イトゥラルデ。本作は昨年11月に91歳で亡くなったペドロへのオマージュで、共演経験の長いアルゼンチンのピアニスト、マリオ・ディアスがプロデュース。往年のメンバーを率いて名曲群を再現した。� 屮愁蹈鵐粥Ε劵拭璽痢廚魯僖魁Ε如Ε▲鵐謄院璽蕁↓�「きつね火の踊り」と�А屮�メナヘ・ア・グラナードス」はパコ・デ・ルシアがオリジナルだが、今回はベテランのヘラルド・ヌニェス。弾けば一瞬でフラメンコ色に染める求心力は圧巻。元セクステットのホルヘ・パルドはフルート、セピージョはサンルーカル出身のカホン＆パルメーロ、ペリーコ・サンベアトは自作の「フラメンコ・ビッグバンド」（'08）でミゲル・ポベダとも共演したサックス奏者と、クロスオーバー巧者が居並ぶ中、ジャズ・ハーモニカのアントニオ・セラーノが出色の存在感で注目。全9曲。（中谷伸一）
Zorongo gitano/The master/Canción del fuego fatuo/Tribute to trane/Old friends/Suite helénica/Homenaje a Granados/The boss/Recuerdo a Turina