20年ぶりのアルバム。年季を重ねることで渋味と円熟味が増し、グッと良くなっている!
65年グラナダ県イジョーラ生まれのカンタオール・ヒターノ、モレニート・デ・イジョーラは57歳。カンテやバイレがある環境に育ち、7歳の時バルセロナに移住。キャリアとしてはたタブラオ「フロール・アルバイシン」で3年間歌い、その後ネネ・デ・サンタフェと「プレサ」と言うグループを組んで活動した。その後はマリキージャ、ハビエル・バロン、ブランカ・デル・レイ、マヌエラ・カラスコ、ホアキン・コルテスらの歌い手として世界中を回った。レコードの実績としては90年代に4枚のアルバムをだしているが、本作はおそらくそれ以来ということで、20年ぶりのアルバムということになる。若いころは甲高い声質だったが、年季を重ねることで渋味と円熟が増し、かつてよりグッと良くなっている。伴奏者に豪華なメンバーを集めており、モレニートの力の入れ様が分かる。ディエゴ・デル・モラオ、ペドロシエラ、マヌエル・パリージャ、ホセ・デル・トマテ、サルバドール・アンドラデス、ホセマヌエル・レオンである。全10曲。
LEYENDAS VIVAS(tangos)/DISIERTO DE ARENA(solea)/LA PERLA(alegrias)/HERIO DE MUERTE(taranto y taranta)/TE ESPERARE(bulerias)/NO QUIERO LLORAR(tanguillos)/SE ME VA TU AMOR(bulerias)/LA MARE MIA(fandangos)/TU CARINO ES MI CSTIGO(bulerias)/ATAITO A TU QUERER(martinete y tonas)