グラナダの少女カンタオーラ16歳(ヒターナ?)。どこまでも可憐に歌いまくり、歌い切る!
2006年グラナダ生まれの少女カンタオーラ、エストレージャ・デ・マヌエラは若干16歳。フラメンコファミリーの中に生まれ、幼少期からカンテに親しみ、7歳でファミリーと共にサクロモンテのチュンベーラ劇場でデビューした。そしてなぜかカンテのなかでもプリミティブなものに興味が向いたという。ペイネス、カマロンをはじめ古今の多くのカンタールに親しんだ。ウトレーラのポターヘ・ヒターノの出演や、同じグラナダのペドロ・エル・グラナイーノやエストレージャ・モレンテとも共演している。この少女に注目してアルバムデビューさせたのがカンタオールのアントニオ・カンポスだ。ギターはヘスス・デ・ロサリオ、ミゲル・イグレシアスほか、パルマ・ハレオにダビ・エル・ガジ、トロンボ、彼女の父のエル・チャジェンネ、イスマエル・フェルナンデス、と多くの大人のアーティストが大挙して応援している。掛けるハレオの数々が愛情に満ち満ちている。ライナーの最後にはアントニオ・カナーレスが一文を加えて絶賛している。どこまでも可憐に歌いまくり、歌い切る。全9曲。
Abril (Granaína)/No me escribas whasap (Fandangos de Huelva)/Romance de la flor (Romance)/Peñaranda sueña la Alhambra (Malagueña – Abandolao)/ De donde vengo (Tangos)/A nuestro Charico (Bulería pa escuchar)/Dos luceros (Levante)/Quejío moro (Zambra)/En Cai había una perla (Bulería)