”セッション・カンタオール”の雄、グアディアーナと謎のトルコ人フラメンコギタリストのシンプルな共演!
謎のトルコ人フラメンコ・ギタリスト、ケレム・カンと、トマティートを始め多くのアーティストのアルバム制作に呼ばれ、数限りなく歌ってきた”セッション・カンタオール”グアディアーナの共演アルバム。1年前の前作では、心憎いほどの素晴らしいアーティストで固めたアルバムだったが、今回はシンプルな構成だ。ケレムの伴奏はオーソドックスな正統スタイル。グアディアーナはブレリアやタンゴを得意とするが、ここではタランタやソレアも歌っている。余談ながら、別のアーティストのアルバムに参加して本領を発揮するカンタオールの双璧は、このグアディアーナとポティートだ!”セッション・カンタオール”と勝手に呼んでしまっているが、「部分」に徹することで凄い光を放つ。やはりタンゴやブレリアがいい。全5曲。
Las cositas de mi padre (Tangos)/ Y me acompaña un candil (Taranta)/Gitana de mi querer/Una batita de flores (Bulerías)/Díos manda el remedio (Seguiriyas)