ウエルバから期待の若手女性歌手登場！シンプルなスタイルのカンテと、ムイフラメンコなオケアレンジと。
1989年生まれウエルバ出身、クリスティーナ・ソレールがクラウドファンディングを通して制作したデビュー作。タイトル『銅の海』は故郷ウエルバが持つ、海と鉱山を象徴している。地元のファンダンゴ�，任�4つの歌をそれぞれアレンジを変えて歌い（エンシナソラやラ・コネヒージャなどのスタイルが出てくるのも流石ウエルバ娘）、グアヒーラとキューバのプンタをコラージュした�イ任魯灰蹈灰蹐氾召�るような歌い口が小気味良い。そして��のグラナダのタンゴではラ・トレメンディータと共演し、一歩も退かない熱唱を見せつけている。歌い口は同郷で交流もあるらしいロシオ・マルケスに似ているが、作風も「凝りに凝る」タイプのロシオと共通する部分あり。アルバム全体かなり作り込んだアレンジで、ギターを軸にマンドーラ、ウード、バイオリンなどのアコースティックな弦楽器のオーケストレーションで音の広がり・ダイナミズムをつけているのが面白い。全8曲、歌詞付き。（Ulito)
Mar de Cobre (Fandangos de Huelva)/Contramina (Minera de Pencho Cros)/Desde Puerta Real (Tangos de Graná)/De barro y filigrana (Soleares de Triana)/Son a Tiquicia (Guajira y Punto Cubano)/Alondra mañanera (Malagueña y Rondeña)/Pequeña San Sebastián (Cantiñas)/Danza del Pandero de Encinasola