今やヘレスカンテの大黒柱、ヘスス・メンデスの最新カンテライブ！上手さと格調に納得。
カンテの女帝パケーラ・デ・へレス（1934〜2004）を大おば（祖父母の姉妹）に持つヘスス・メンデスは、堅実な歌唱で地歩を固める今年40歳（1984年生まれ）のベテラン。2024年の来日公演の際に持ち込まれた、通常の販路に出回らない、いわゆるシークレットアルバム的な一枚が本作だ。ミュージシャンクレジットも会場名・日付も一切記載が無いが、ギターとパルマ、カホン等をバックに、トラディショナルなパロ、�．汽鵐屮蕁�プレゴン、�▲▲譽哀螢▲后↓ぅ愁譽◆↓ゥ織鵐瓦覆匹魏里辰討い�構成。とはいえ万全な機材による収録と思われ、録音状態は極めて良い。��のマラゲーニャはピアニストのカンテ伴奏で、阿吽の呼吸が見事。�Δ離轡�リージャでは端正な音が煌めく流麗重厚なファルセータに、観客から拍手が湧き起こるほど。�Г離屮譽螢△榔�年のローレ・イ・マヌエルのヒット曲「ロメーロ・ベルデ」のカヴァー。現在主流のストリーミング（音楽配信）サービスでは聴けない一作なので、メンデスファンはぜひ。全7曲。（中谷伸一）
ZAMBRA Y PREGON/ALEGRIAS/MALAGUENA/SOLEA/TANGOS/SEGUIRIYA/BULERIAS