モダン・ギタリストの大御所、フアン・カルロス・ロメーロ!創作曲の3曲が抜けるように美しい。
モダン・ギタリストの大御所、フアン・カルロス・ロメーロは64年ウエルバ生まれの61歳。2年前にクラシック音楽をフラメンコで料理した素晴らしい作品をリリースしたが、本作はフラメンコに回帰しての作品。その作曲センスと演奏は折り紙付き。1曲目のブレリアは師であるマノロ・サンルーカルの「タウロマヒア」を彷彿とさせる出来栄え。ソレアでは、「新しい響き」を念頭に熟慮して練り上げられた作品になっている。マカニータが途中から歌で登場!ファンダンゴ・デ・ウエルバでは、リブレの美しいメロディからドラマティックにデ・ウエルバのリズムに展開。やがて入って来る歌が新しい。もう1曲のブレリアはオーソドックスで、マリナ・エレディアが歌で入って来る。カンテの有名どころが共演するのは、いつもは逆に的確なサポートをしているから。以上のフラメンコ曲種以外に3つの創作曲があり、それが抜けるように、とろけるように美しいところがすごい。全8曲。
El pañuelo de mi mare (Bulería)/Oleaje/Y se abrío la tierra (Soleá)/Nostalgía y vino (Fandangos de Huelva)/Ausentes/Nudillos al mostrador (Bulería)/ Compadre Isidro(Taranta)/Esa nube azul