ヘレスの大ベテランがソレアを16曲歌う!ソレア・デ・アポラ、アルカラ、メジーゾ、チョサス、フリホーネス・・・
ヘレスの大ベテランの歌い手、マノロ・シモンによる、なんと16曲すべてがソレアーという大作アルバム。アルカラやメジーソ等の「どヒターノ/どフラメンコ」なスタイルから、ソレアー・アポラーやソレアー・アルファレーラ(トゥリアーナ、スラケ地区の陶工たちのスタイル)、ペリコンも歌っているソレア・ペテネーラなどの一風変わったスタイルまで、ややクセ強めながら堂々たるしゃがれ声で歌いまくっている。ライナーにもある『ソレアーの世界へのオマージュ』という言葉とおり、ソレアーという曲種の持つ多彩さとマノロのレパートリーの広さを証明するアルバム…それにしてもチョーサのスタイルはもうちょっと飄々と歌い上げてもよかったんじゃないかな(笑)。バックはパスカル・デ・ロルカのギター1本のみでパルマすら無し。同じソレアーのコンパスでもマノロの歌の味わいごとにギターの空気感を変えて伴奏するパスカルの職人技にも脱帽。全16曲。(Ulito)
Es una mentira (Soleá)/Tu querer (Soleá Apolá)/Entre cadenas (Soleá)En la Habana (Soleá Petenera)/Bichito (Soleá)/Omaita (Soleá de Frijones)/Pozo jondo (Soleá Alfarera)/De caña y barro (Soleá del Chozas)/Hasta mi fe (Soleá del Mellizo)/El aguacero (Soleá Apolá)/Las cornás (Soleá)/A un pozo (Soleá)/Mis niños (Soleá de Alcalá)/Qué juntitos estamos (Soleá)/Hacen daño (Soleá)/En mi cama (Soleá)