ウエルバのエル・ペカ！一転して終盤3曲すべてが伝承詩へ変わり、歌唱法もまるで別人のように渋くダークな色合いに。
ウエルバのベテラン、ビセンテ・レドンド“ペカ”（1957年生まれ）の新作ソロ第6枚目「デ・ドンデ・ベンゴ」（'24）は、自身のカンテ・フラメンコの陰陽両面を惜しげなく開陳した稀少なアルバム。� 銑イ魯織鵐粥▲灰廛蕁Ε櫂襦Ε屮譽螢◆▲襯鵐弌▲▲譽哀螢▲后▲屮譽螢△箸い辰新擴�なパロ群に、ほとんどが自作のオリジナル詩を乗せてゆく、ライトなフレンドリーテイストが導入部。ファンの間では語り草の、ウエルバ伝説の天才ギタリスト「ニーニョ・ミゲル」がレトラに登場する、地元曲�Δ離侫．鵐瀬鵐粥Ε如ΕΕ┘襯个魴正，法⊇�々に本格的なカンテ・ホンド路線へと転換。タイトル曲の�Д肇福次織轡�リージャの冒頭は、哀れに思った女性看守が囚人らに陽光を恵む、という珍しいレトラ。�┘織薀鵐燭魯▲襯丱札討涼亙�ネタ、男女の愛憎・機微を描くソレア��まで、一転して終盤3曲すべてが伝承詩へ変わり、歌唱法もまるで別人のように渋くダークな色合いに。ギターは同郷のマヌエル・デ・ラ・ルス。全9曲、歌詞付き。（中谷伸一）
Al amanecer(Tangos)/Eres como la monea(Copla por buleria)/Tu eres la flor(Rumba)/No veo la hora(Alegrias)/Me gusta ser diferente(Bulerias)/Vengo de la marisma huelvana(Fandangos de Huelva)/De donde vengo(Tona/seguiriyas)/Mi recuerdo al Muela(Tarantos)/Mi recuerdo al Brujo(Solea)