すでにフュージョンの大御所ギジェルモ・マクギル！コンパスを使ってコンテンポラリー・ジャズを展開。
ギジェルモ・マクギル（1965年／ウルグアイ・モンテビデオ生まれ）は、12歳でバルセロナに居住以来スペインでジャズドラマー・作曲家として、チャノ・ドミンゲスやホルヘ・パルド、エスペランサ・フェルナンデスといったフラメンコ側との共演を重ねてきた、フュージョン畑のベテラン。本作は自身が率いるクインテット（テナーサックス：ジュリアン・アルゲレス／ピアノ：チキ・シエンフエゴス／コントラバス：ガル・マエストロ／エレキギター：アルバロ・デル・バージェ）による8年ぶりのリーダーアルバム。�い魯屮譽螢◆↓┐魯轡�リージャのコンパスを用いるものの、アイレと骨格は完全にコンテンポラリー・ジャズ。とはいえ、タイトル曲��は妻で後に母となったダンサーへのオマージュ、�Δ�2017年に亡くなった義母ロサリオとの美しき昼下がりを回顧するもので、各ナンバーの地下水脈にフラメンコやスペインがしめやかに息づく佳品。全8曲。（中谷伸一）
CANTICO DE EXTASIS/DULCE FORTALEZA/LA DANZA CD UN ANGEL/PLANCTONE/SABINA/ALGUNA TARDE BELLA MAS/NO TE ESCONDAS/SEGUIRIYA AZUL