エル・ペレの親戚にあたるヒターノ、リン・コルテス!フラメンコ・ポップ meets R&Bといった味わい。
コルドバ出身でエル・ペレの親戚にあたるヒターノ、リン・コルテスが2019年に発表した自主製作セカンド・アルバム。普段はパーカッションやコーラスといった形でバック・ミュージシャンとしての活躍が多いリン(ライムンド・アマドールのバンドにいたこともあり)だが、ここでは歌にギター、パーカッション、打ち込み、作曲、プロデュースをほぼ一人でこなすマルチっぷり。ゲストもアントニオ・カルモナ、チェロキー、弟ナニ・コルテス他多数。音楽性としてはフラメンコ・ポップ meets R&Bといった味わいながら、ハスキーでフラメンコなリンの歌声には見事にマッチしている。そしてやイ里茲Δ僻羈單シンプルなタンゴ、А淵肇襯燭痢Abrázame』のオマージュも飛び出す)や(フリーダ・カーロの遺した言葉に曲をつけたもの)のブレリーアではその声の破壊力がさらに増幅。いや、この声はズルいよ(笑)。全10曲。(Ulito)
Indomable – con Dellafuente, La Negra/Volar – con Odille Lima/Se fue – con Elena Vargas/Culo – con La Shica/La duda – con Elena Vargas, Nani Cortés/Michelle/Amantes – con Cherokee, Lya/La soledad – con Antonio Carmona/Amor de Frida – con Camila Fernández, Elena Vargas, Nita/De profundis