ハエン県ウベダのカンタオール、エル・タト！辛辣な皮肉を込める点も、近年では珍しい社会派アイレ。
ハエン県北東ウベダ出身のフランシスコ・デルガド・モリーナ�爛┘襦Ε織鉢瓠�1953年生まれ）は20代前半でプロ活動を始め、同県のスター、ラファエル・ロメーロやカルメン・リナーレスとも共演。1984年に「エル・カンテ・ホンド・コン・ラ・ロマ」を初録音。その20年後になるこの第二作目は、マラゲーニャ、ペテネーラ、タラント、シギリージャ、ポロ、ロンデーニャ、カンパニジェーロといった古い伝統曲の数々が目を引く。特筆すべきはほぼ全編自作のレトラ。フラメンコの関連著作を複数発表しており、作詞の手腕も明らかだ。「母さんの顔にシワが／彼女にシワが刻まれて／今の彼女をご覧よ／もう歩けもしない／抱える苦しみのせいで」（�．泪薀押璽縫磧法ＭЭ佑侶げ阿離侫薀瓮鵐海屬蠅鮖身�するトナー��もいい。ブレリア�阿蓮屬△鵑燭聾�が上手いけど／世の中にもたらすのは／苦しみと痛み」と、辛辣な皮肉を込める点も、近年では珍しい社会派アイレ。伴奏は同郷ウベダの若手、パコ・オルセラ。全16曲、歌詞付き。（中谷伸一）
Como lo recuerdo (Malagueña)/A ja huerta el espeñaero (Tarantos)/Que a la mentira iluminan (Petenera)/El cantaor Valderrama / Criando a sus cuatro niños / Un cachorro yo críe (Fandangos)/Al lucero del alba (Siguiriya)/Florecilla de colores (Rondeña)/Veintidos males he tenio (Polo)/,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,