23年11月、ヘレスのビジャマルタ劇場ライブ!フラメンコ的センティミエントのギター協奏曲。
ヘレスの踊り手メルセデス・ルイスの夫君であるギタリスト、サンティアゴ・ララは84年ヘレス生まれの41歳。フラメンコの世界に入る前は本格的にクラシック音楽を学んでいたようだ。すでにフラメンコのキャリアを積んで第一線で活躍し、アルバムも数枚出しているが、幅広い視点、感覚は生来のようで、マノロ・サンルーカルの「メデア」に参加してオーケストラと共演したり、米ギタリスト、パット・メセニーをカバーしたり、パコやマノロの先人ギタリストの曲を忠実に再現したり、多彩だ。そしてここに来てついにオーケストラとの共演をライブ録音で果たした。本作ではギターパートの作曲はもちろんオーケストレーションも自身で行っている。それによるからか、クラシックの形式を借りたギター協奏曲にもかかわらず、フラメンコ的センティミエント(情感)が強い。2曲目のアレグロはタンギージョのリズムを使っており、6曲目のアレグロはガロティンである。23年11月、ヘレスのビジャマルタ劇場でのライブ録音。全3楽章、6曲。
Primer movimiento - Libremente/ Primer movimiento - Allegro/Segundo movimiento - Adagio I/Segundo movimiento - Rubato/Segundo movimiento - Adagio II /Tercer movimiento - Allegro