歌のマリア・デル・タンゴが抜群の魅力!フラメンコとポップスを歌い分ける近年のアルバムの成功作。
現在ソロやヘロニモ・マジャとの活動でも知られる歌い手マリア・デル・タンゴと、作曲/アレンジ/ギター担当のアイトール・ゴメスのユニットによる2018年リリースのアルバム。リリース前に自分たちのSNSでバズったポップ曲3曲(2.ロサリア・フローレス、4.オリジナル、6.アレハンドロ・サンス)をフラメンコ4曲で挟んでいて、構成も味わいもフラメンコ/ポップの丁度ど真ん中を行く作品。フラメンコは1.アレグリアス、3.タンゴ、5.カマロンが歌ったモレンテのファンダンゴ、7.ブレリーア、と深みには欠ける選曲だけど、マリアの歌のパワフルかつポップさにはむしろドンピシャ。音世界全体をプロデュースするアイトールの演奏は一伴奏者以上の存在感で、冒頭のアレグリアスやポップさに溢れるタンゴは彼のアレンジ無しには成り立たない。最後のブレリア(フェルナンド・テレモトの名曲のカバー)も、シリアスな味わいの原曲に比べて歌・演奏ともに口当たりが良くて、曲の良さを再発見。このユニットの「らしさ」が全面に出た名演。全7曲、歌詞付き。(Ulito)
La tierra de los niños(alegrias)/Qué bonito¡/Mira(tango)/La paciencia del silencio/Ni que me manden a mi(fandangos)/Mi Marciana/Luz en los balcones(buleria)