シャツを掻きむしって歌う伝統スタイル!バダホスから登場の新人カンタオール。聴き応え充分のカンテ・ホンド。
エストレマドゥーラ州バダホス県のダニエル・カストロ・シルバ(1987年、ロス・サントス・デ・マイモーナ生まれ)の30代後半デビュー作。タイトルの「ロンピエンド・エル・シレンシオ」は「沈黙を破って」の意で、幼少期から上手さは身内に知られていたが、羞恥心もあり長らく公衆の面前で歌わなかった経歴を映したもの。2023年にエシハのコンクールで優勝、本レーベル、ドロゲリア・ミュージックでの録音権を獲得した。タラント、カンティーニャ、ソレア、シギリージャ、グラナディーナ、カーニャ、ファンダンゴと、率直で男らしい唄い口は近年珍しい魅力。ぅ織鵐乾后Ε┘好肇譽瓠璽縫腑垢任魯櫂蝓璽福福Ε如Ε丱瀬曠后法↓Д魯譽ス・エストレメーニョスではアレハンドロ(・ベガ)とカイータら地元の英雄を讃え、ブレリアのビビッドなコンパス感と「コモ・エル・アグア」で終わるトリッキーさが面白い。ジャケット裏写真のTシャツには来日して人気を博し、本作発表同年に逝去したラモン・エル・ポルトゥゲスの顔が。伴奏は同郷の若手、ホセ・アンヘル・カスティージャ他。全11曲。(中谷伸一)
El dinero de la semana (Taratos)/Pa vestir Santos (Cantiñas)/La fe perdida (Soleares)/Rompiendo el silencio (Tangos Extremeños)/Asi vivo yo (Siguiriyas)/ Cuando visito Graná (Granaína)/Cantentando el puchero (Jaleos Extremeños)/Najela por los caminos (Tientos)/En mis sueños (Caña)/En vusca de una gitana (Bulerías)/Estan doblando campanas (Fandangos)