弱冠20歳にして放つサード・アルバム!「フィエスタ系」と「歌知り系」の真っ二つに別れる。面白い!
グラナダの若手エストレージャ・デ・マヌエラが弱冠20歳にして放つサード・アルバム。収録曲がブレリーア/タンゴなどの「フィエスタ系」と、レバンテやミロンガ、バンベーラなどの「歌知り系」の真っ二つに別れる(このタイプの人でソレア/シギリージャ系が一切無いのも珍しい)かなり極端に振り切った作風。一見、一昔前の「ネオクラシコ」と呼ばれた人たちがやりそうな方向性ながら、ジャケ写のとおり「アフィシオンは持ちながらも程良くチャラついた」感じが面白い。聞き所はグラナダの新旧レパートリーが入り乱れるタンゴ2.や、モロン周辺のアイレに挑戦するブレリーア6.と11.、そしてエストレージャの繊細な節回しが地元の歌グラナイーナ特有の切ないメロディーにピッタリの14.あたりかな。やや固さは感じるものの歌声は華やかだし、レトラやレパートリー選びも古いフラメンコに対する愛情をビンビン感じて、これからの「大化け」も期待させてくれる佳作。全15曲。(Ulito)
De azahar y de canela/Bonito sería al despertar (Tientos)/Mi barquilla de vela (Alegrías)/Grana de verte (Tangos)/Bambera pa 3 (Bambera)/De Grana a Morón (Bulerías)/Levante extremo (Cantes de Levante)/Por tí (Tanguillos)/Tío Ramón (Jaleos Extremeños) con La Fabi/De campos y estrellas (Milonga)/De Morón a Graná (Bulerías)/Se acabo el cante (Intro a Tangos)/Cantes de otros tiempos (Tangos)/La Moruna (Granaina)/Soy canastera (Bulería de la Chaca)