その魅力が特に詰まった十八番のファンダンゴ(3曲収録)では是非涙してほしい。勿論ヒターノ・テイスト全開でゾクゾクするようなブレリアやシギリージャもお忘れなく!
巨匠カラコル、’60年代録音からのセレクション。ギター伴奏は10曲目までがフアン・アビチュエラで、残りはメルチョール・デ・マルチェーナ。時々入るピアノは娘婿のアルトゥーロ・パボン。 幕開けの4曲がいきなり純フラメンコでなく、オーケストラを従えたコプラ(歌謡曲)風なのは、映画俳優・コプラ歌手としても活躍した(下手したら本国ではそっちの方が有名?)カラコルならでは。しかし侮るなかれ!2や4なんて色々なカンタオールに歌われている。 と言いつつギターだけをバックにお得意の泣き節が炸裂するファンダンゴ、5が始まると結局「待ってました!」となるんだよな。 永遠のライバル、マイレーナに比べて色々メロドラマチックが過ぎるなんて言われるカラコルだけど、そういうケレン味も実はフラメンコの重要な要素。その魅力が特に詰まった十八番のファンダンゴ(3曲収録)では是非涙してほしい。全15曲。(Ulito)
※勿論ヒターノ・テイスト全開でゾクゾクするようなブレリアやシギリージャもお忘れなく!
20世紀最大の歌手といえば、やはりこの人。
フラメンコ・ピアノの先駆者アルトゥーロ・パボン&ギターのJ・アビチュエラと共演した62年作品と、メルチョール・デ・マルチェーナ伴奏の68年作品からのベスト。ユニバーサル社から以前に発売されたベスト盤「マノロ・カラコール」と全曲ダブります。全13曲。
★伴奏はメルチョール、J・アビチュエラ、アルトゥーロ・パボン (ピアノ)。
Zambra/ Fandangos/ Cancion por Tientos/ Martinete/ Romance Gitano/ Fandangos Caracoleros/ Carcelero, Carcelero/ Bulerias festeras/ Zambra/ Seguiriyas/ Bulerias a llorar/ Fandangos/ Seguiriya-Poesia