ウトレーラの新旧世代が一堂に会した、フィエスタ・ドキュメント！最後は輪の中でウナパタイータ、という実際のフィエスタ同様に進行。
今から約20年前、ウトレーラの新旧世代が一堂に会した、ソロ・コンパスシリーズのフィエスタ・ドキュメントが「エン・ビボ／デスデ・ウトレーラ」。二十人近い地元アルティスタが半円形に座り、リレー形式でカンテを披露。最後は輪の中でウナパタイータ、という実際のフィエスタ同様に進行。曲は序盤�´�のタンゴをのぞき、九割がギター伴奏付きブレリアだ。盛り上がった女性陣のコーラスとハレオ、周囲の喧噪が時に歌声をかき消すほどで、「静粛に！」「シーッ」の声が度々入る、カオスな臨場感が実にリアル。出世頭マヌエル・デ・ラ・アングスティアのブレリア歌謡「エル・ポエタ・ジョロ」、唯一ソレアを歌ったガスパール・デ・ウトレーラや、最年長のエル・クチャ―ラまで、ベテラン陣も見事。ラストには二世たちが襲名披露的に登場。ギターはパコ・フェルナンデス、アントニオ・モジャ、ピティン・デ・ウトレーラ他。CD2枚組、全16曲。別売の同名DVDはCDの映像版で、各出演者の個性的なウナパタが見どころ。（中谷伸一）
※本CDに歌詞は付いておりません。
既に発売のソロ・コンパス−エンビボVOL.1〜2に続き、今回はウトレーラのヒターノ一族にスポットをあてた、総勢30名の90分におよぶ歌あり踊りありのフィエスタ・ライブを収録。主にブレリア中心にギター伴奏の付くパターンと、パルマ、ハレオのみによる原始的なパターンが入っていて、エル・ピニーニやラ・セルネータの伝統を受け継いでいる彼らの、ウトレーラならではのアイレが堪能できます。(DVD、ビデオ版もアリ)
※製造ロットの違いによって、表示写真と実物のジャケット・デザインが異なっている場合がございますが、CDの中身は同じですのでご了承ください。