早熟天才少年ヘロニモの38歳のセカンド。ソロと歌伴奏、超絶バカテク!
早熟の天才ギター少年として10歳前にコンサート・デビューを果たしたヘロニモ・マジャは、77年マドリード生まれの38歳。90年前後に日本にも来日し、新宿エル・フラメンコでそのバカテクの神童ぶりを発揮した。その後の活躍は目覚ましく、マドリードを中心にフェスティバルの出演、一流カンタオールたちとの共演ほかキャリアを積んでいった。04年27歳のデビュー・アルバム「ヘロニモ」は、その年の「フラメンコ・オイ賞」を獲得した。その後、弟のギタリスト、レオ・デ・アウロラとのデュオ作品を経て、本作の11年ぶりの自身のセカンド・アルバムを出すに至った。本作ではソレア、ミネーラ、グラナイーナなどの純粋なソロのほかはカンテをフィーチャーした仕上がりになっている。持前の超絶バカテクの一方で、ブレリアのノリノリのシャープな歌伴奏が素晴らしい。全13曲。DVDではメンバーによるフィエスタ、インタビューなどが収録されている。
★歌にラモン・エル・ポルトゥゲス、サマラ&アウロラ・ロサーダほか。
CD=Palacio Real (Solea)/Suenan Clarines/Aurora (Granaina)/Bramanes (Tangos)/El Gato (Farruca)/Miguel el Rubio (Buleria)/A ti Lola (Zambra)/Mi Maria (Alegria)/Como suena el rio (Minera)Balada a mi Mara (Balada)/Puerta calle (Buleria)/Lucas (Rumba)/La Aurora de Jeronimo
DVD= Juergas en el estudio/Sesion de grabasion “Bramanes”/Entrevistas a artistas