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日本語カンテの矢は放たれた！石塚隆充が挑む日本フラメンコへの新たな挑戦。　

　邦人若手カンタオール石塚隆充が、09年のソロデビュー作「レリキア」以来４年ぶりにセカンドアルバムをリリースした。いつも真摯に熟慮を重ねて練り上げられて行く彼のアルバムだが、今回のタイトルは「レボルシオン（革命）」。結論を先に言えば、正面切って日本語カンテに挑む革命的挑戦ということ。常に日本人としてカンテ・フラメンコを歌うことの意味を問うてきた彼が打ち出した１つの生き方だ。タンゴ、ルンバ、セビジャーナスなどが日本語で歌われるが、特にタンゴ「テ・カメロ」は極めて自然でフラメンコの味を出しており、日本語カンテ誕生第１号と言い得るもの。今後も注意深く日本語カンテのレパートリーが増やされて行くに違いない。本作の全11曲は、ライブシリーズ「Mequede」から５曲、スペイン・日本のスタジオ録音が各３曲。南米、アメリカ、演歌、フラメンコ、ポップスと幅広い内容。バックはニーニョ・ヘロ、フアン・ディエゴ、エル・ボー、沖仁、大儀見元、石塚まみ、小林智詠、コモブチ・キイチロウほか。歌詞付き。

SOLEA POR BULERIA/春夏秋冬(Sevillanas) /BESAME MUCHO(Bulerias)/POR QUE TE VAS(君は何処へ)/TE CAMELO(Tangos)/津軽恋女/ALFONSINA Y EL MAR/輝く君に/AMAZING GRACE/大空(Rumba)/ESPERANZA(Tangos)

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