今回の特集はカナレーハ・デ・プエルト・レアルと4人のギタリスト。ギターソロはルイス・マラビージャ。
往年のカンタオールたちの歌をＳＰから復刻したシリーズ「グラン・クロニカ・デル・カンテ」。このシリーズはギタリスト、エンリケ坂井氏の膨大なコレク ションの中がら坂井氏自身が復刻している。今回の特集は、カナレーハス・デ・プエルト・レアルと4人のギタリスト達（ペペ・ウルタード、マノロ・デ・ウエルバ、エステバン・デ・サンルーカル、ニーニョ・リカルド）。マラゲーニャやファンダンゴのコロコロ回る絶妙の節回しにウットリして、カナレーハを改めて見直せる。伴奏のマノロもエステバンも素晴らしい。ローラ・フローレスのセビジャーナスはオールドギターファンには懐かしい！バジェーホのシギリージャ、カルサーダのファンダンゴがまたいい。今回より故・濱田滋郎氏に代わって、スペインの高名な研究家で真のアフィシオナードのカルロス・マルティン・バジェステル氏が巻末エッセイを担当。アフィシオンの深さが伝わってくる。しっかりと書き込まれたライナーノー ツ、歌詞対訳！必聴、必 見の一枚。全22曲、歌詞対訳付き。 （歌詞聴き取り、対訳、解説は川上茂信、福久龍哉、濱田吾愛の3氏）
収録アーティスト＝ローラ・フローレス／ニーニョ・エスカセーナ／ニーニャ・デ・ロス・ペイネス／マヌエル・バジェーホ／ニーニャ・デ・アンテケーラ／ルイス・マラビージャ（ギター・ソロ）／ニーニャ・デ・ラ・カルサーダ／カナレーハス・デ・プエルト・レアル