コンクール総なめのヒターノ・ギタリスト。目の覚めるようなバカテクとコンパス感と歌心!
82年コルドバ生まれのヒターノのギタリスト、ニーニョ・セベは41歳。5歳の頃にはギターに興味を持ち始め、13歳で人前で弾くようになっていた。95年、闘牛士「ヒタニージョ・デ・コルドバ」の追悼式で素晴らしい成功を収めてデビューした。その後は順調にキャリアを積み、ホセ・メルセー、アウロラ・バルガス、ハビエル・ラトーレらのバックを務めた。受賞歴もものすごく、カンテ・デ・ラス・ミナスのギター最高賞「ボルドン・ミネーロ」、沖仁が優勝したニーニョ・リカルドコンクールでも優勝、マヌエル・カーノのコンクールでも優勝している。コンクールを総なめにしているには、41歳という遅いCDデビュー(以前にリリースした記述があるが詳細はつかめない)。目の覚めるようなバカテクとタイトなコンパス感と歌心で聴かせるギターだ。同郷のビセンテ・アミーゴの影響も若干感じる。サポートメンバーが凄く、ドゥケンデ、ラファエル・デ・ウトレーラ、エル・ペレら。全12曲。
Susanuna Lejos (Zambra y bulerías) con Reyes Carrasco/Bordón minero (Tarantas)/Morante (Tanguillos)/de la Judería (Rumba)/Llorando por soleá (Bulería por soleá) con Duquende/A mi abuelo (Rondeña)/De la (Bolero)/Rincón del recuerdo (Soleares)/Maestro Cañi (Zapateado)/Siguiriya del Moreno (Siguiriya) con El Pele/Que van a la mar (Alegrías)/Callejón del olvido (Buelrías) Rafael de Utrera